2013年8月24日土曜日

読書の記録『「お母さんの「発見」 モンテッソーリ教育で学ぶ子どもの見方・たすけ方 (文春文庫)』



モンテッソーリ教育という名前は耳にしたことがありましたが、どんなものかと夏休みの乱読の一環で手にした本。
主な内容はモンテッソーリ教育の実践者による体験レポートの紹介およびその教育方法の概要について。
理解した範囲では、その方法とは以下のようなものでした。

 ・子供は、以下のようなサイクルを経たときに満足感をえらえる
自ら選ぶ→集中して行う→満足するまで行う→自らやめる

 ・それぞれの時期の子供の状態・欲求を正しく知り、それを満たすサポートを親がすることで、子供の力を伸ばすことができる

 ・それぞれの時期の子供の欲求とは、今後生きていくために必要となる能力を獲得するためのものなので、一見親にとっては我慢ならないような行動でも見守り、満足するまでやらせてあげることが必要

 ・子供はいろんなことをできるようになりたいと思っており、それを達成するための詳しい手順を親が最初に提示することが大事

これが他の育児方法と異なるところは、「運動」という考え方を取り入れたことだそうです。これはスポーツの意ではなく、日常生活の中の動きに必要な個々の筋肉の動かし方というような意味のようです。大人にとっては当たり前の動きでも、子供にとっては会得が難しいこともありますが、それを大人が正しく分析して提示することで、子供もその動きを習得することができ、また同時にそのとき大人が行った「分析」という行動も習得していくことができる、という意味に理解しました。

自分の育児を振り返ってみても納得できることが多々ありましたので、以下のようなことを実践してみようと思います。

・子供を観察する

・自分で選ばせる
(これまでは、こちらが勝手に選ぶと娘が怒るのでこっちも怒ってしまうことがあった)

・何かを自分でやりたいと言うとき、難しそうにみえても、やり方を教える

さて、自分が興味をもっている絵本とのかかわりを考えてみました。
絵本は、特に字がよめない子供には親が読んであげるしかなく、むしろそこが読み聞かせの醍醐味(?)というところもあり、ある意味子供にとっては受動的な行為のような気もします。
ですが読み聞かせを繰り返すうち、子供の中に興味が芽生え、好奇心をはぐくむ助けになるということはあるかもしれません。

絵本はいろんな可能性のあるものだとは思いますが、やはりそれだけでいいということはなく、現実のさまざまなものに興味を持って実際に五感をつかい体験していくということへの橋渡し役となってこそ、より深い意味がありそうです。




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