2015年6月7日日曜日

ワーママが勇気づけられる本


最近、ワーママ向けの本を2冊、再読してみた。
ひとつはこちらで、夫の協力仰ぐべく悩んでいた時期に買った本。


著者の小室さんの、家事の分担やタイムスケジュールが書いてあり、「これだけ手伝ってもらっていいのか!」と過去に勇気づけられた覚えがある。

また小室さんは、独身時代も振り返りつつ、仕事一辺倒の生活より、生活も充実ることをすすめている。
たとえば残業をするより恋人や友人とあう、新しい場所に行ってみるほうが新たな視点・発見がうまれて、仕事もはかどる、と。

子どもがいても、仕事以外になにかボランティアなり、活動をすることも、すすめている。それはそれぞれの活動がそれぞれのフィールドでのアイディアの素になったり、人との出会いがひろがったりするから。

また仕事では、人にまかせることで人を育てるべしとのこと。
仕事に時間がかかるタイプの人は、なんでも自分でしようとしすぎで、人にまかせることで、自分はまた別のことにも挑戦できると。

やりたいことをあきらめたくない人を後押ししてくれる本です。


もうひとつは、もう少しシビアな本。


博報堂の「リーママプロジェクト」をもとにした本で、はたらくママ社員さんたちの生の声がつまっている。

それによると、仕事と育児の両立=ワークもライフも100点満点というのは幻想だと。
確かにそうで、専業主婦だからこそできるようなきめ細やかな子育てをしながら、男性社員と肩を並べて仕事もしようなんて不可能に決まっている。

でも、そこであきらめるのではなく、自分の大切なものを見極めながら、少しずつ現状を打開することが大事、と。
結局もがくしかないのかもしれないけど、その声をあげなければ現状は変わらないというメッセージと受け取った。

掃除を少々していないとか、そんなことはどうでもいい、夕食は納豆ごはんでもいいと。(笑)
苦しみながらもそれを笑い飛ばす強い母親たちの姿に勇気づけられる本です。

正解なんてないけど、時々こういう本を読んで考えたり、勇気づけられています。











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