昨日、前々から気になっていた、
トンカ書店(神戸元町)の絵本講座「Viernes 絵本 de さんぽ」にいってきました。
毎回テーマとなる一冊の絵本が設定され、
その作品と作家についての詳しいお話を講師の方から聞けるという会で、
今回のテーマ「もりのなか」(マリー・ホール・エッツ)にも魅かれ参加してみました!
一度訪れたことのある店内は古書が所狭しと並んでいたので、
講座の会場となる別室などがあるのかな? と思っていたのですが
、いってみると本たちが移動され、講座仕様になっていました。
参加人数は多くなく(今回は昼の部が多かったそうです)
お互い自己紹介をしあったりととてもよい雰囲気でした。
お話の内容は、意外なまでに壮絶なエッツの半生や、
一見シンプルな「もりのなか」に隠された寓意について、
またエッツの作品の総ざらえなど盛りだくさんでした。
エッツは何度も苦難にあうのですがめげずに、
それどころか子どもについて学びを重ねることで 自分の人生を切り開いていきます。
素朴な作風の裏にそんな専門知識(心理学、福祉学など)が隠されていたというのは
驚きでした。
当然のことながら絵本という作品が生まれる背景には
作家の人生が隠されているはずですが
なかなかそれを詳しく紐解く機会など持つことがありませんでした。
講師の先生の詳しいお話のおかげで、そういった視点をもつことができたことに
感謝です。
また時間のゆるすときに参加してみたいと思います!
★トンカ書店
「Viernes 絵本 de さんぽ」
毎月開催されているようです。
毎回開催前になると、「イベント」のページに告知されているようです。
2013年度も開催がきまっているようで、毎回のテーマ絵本ののったチラシもいただきました。