2015年2月13日金曜日
スタンダードブックストアのイベントにいきました
2月10日(火)に下記のイベントに行きました。
『本で人をつなぐ まちライブラリーのつくりかた』刊行記念 礒井純充トークショー
本で人をつなぐ まちライブラリーのつくりかた
まちライブラリーは名前や概要を見聞きしてはいたのですが、ちゃんと情報を得たことがなかったのと、この本屋さんに前から行ってみたかったので参加しました。
内容は、まちライブラリー提唱者の磯井さんをはじめとする四名の方のトークショーで、まちライブラリー発足までの経緯とともに、その裏にあるみなさんの思いを聴くことができました。
印象的だったのは、みなさんの、「オモロイ」を原動力にそれを実行に移すエネルギーでした。
まちライブラリーとは何ぞやということはむしろわかりませんでしたが、決まった様式はないこと、そして共通項は本を介して人がつながる「オモロイ」場所、ということがわかりました。
また本は、本を選ぶとか本の感想をいうという行為で「表現したい」という人の欲を昇華させてくれるもの、そしてまちライブラリーはそれを体現する場所であるという磯井さんのお話には納得させられました。
本を楽しむ、人とつながることを楽しむ、そういうことを大事にすることは従来やってきたことに加えて大学図書館でも取り入れていけるといいなと思いました。
また、イベント開催にあたりむやみに人を集めない(!)、それよりコンセプトをはっきりして続けて、本当にきたい人を待つ、というお話には勇気づけられました。
いろいろなまちライブラリーをぽつぽつ尋ねてみたいなと思います。
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