好きな児童文学作家、エーリヒ・ケストナーの伝記を近所の図書館で見つけて読んだ。
ケストナー―ナチスに抵抗し続けた作家
こんな批判精神のある人で、児童文学はむしろ人にすすめられて始めたもので、もともと評論とか詩とかを書いていた人だった(詩の位置付けが今の日本とかと少し違う感じ)とか、第二次世界大戦中にも反政府ながら亡命せず母国に残り続けた作家だったとかを知って、驚いた。
これから作品を読むときも読む目がかわりそう。
大人向けの作品もいろいろ読んでみたくなった。
あと伝記ってあまり読んだことがなかったけど、その人物だけでなく背景についても頭に入ってくる。面白かった。
職場の大学図書館で書架整理してたときも伝記の棚は動きが少ないなと思ってたが、大学生とかのときに読むと知見がひろがるだろな。
0 件のコメント:
コメントを投稿