2014年9月26日金曜日
【よみきかせ日記】どろぼうがっこう
最近入手したこの絵本をえらく気に入っている娘。
「はーい」「へーい」「ほーい」「わっかりやしたー」という、絵本中何度も登場するフレーズがお気に入りで普段からなんども口走っている。(自分もだけど。)
この絵本は導入部から不思議。片目ずつ、金と銀の目を持つみみずくが語り手として登場する。こうやって異世界に連れて行ってくれるタイプの絵本も、娘は3歳半くらいから楽しめるようになったようだ。
話の内容は基本、お笑い。落語っぽいところがある。
どろぼうのがっこうだし、教育的なところはなく、ただ単に、面白い。
(著者のかこさんは、「セツルメント」という、今でいうボランティアみたいな活動で長い間子どもを相手にし、子どもが面白いと喜ぶものを徹底的に追及して絵本や紙芝居づくりを続けてこられた方で、本当にすごいと思う。最近読んだ本「未来のだるまちゃんへ」は感動しすぎて、図書館で借りてよんだあとに即購入してしまった。)
娘はいつものように質問攻めにすることなく、静かにだまって聞いている。
思い返してみると、娘の質問攻めが始まるのは何度も絵本を読んで、話の大部を理解できてからのようだ。
昨日の2冊のうちもう1冊は「からすのぱんやさん」、かこさとしさんでそろえた模様。
読む絵本も読む順番も娘の指定通りにやっているのだが、娘はいつも、より楽しみな方をあとにもってきているようだ。
「好きなやつ早くおわっちゃったらいやだもん」とのこと。
自分は好きな方を早くのタイプなので、性格が出るなぁと面白く思う。
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